こんにちは。東京都品川区戸越銀座駅徒歩3分、初心者のための社交ダンス教室。助川ダンス教室の助川太朗です。
NHKで今年3月から9月まで放送された連続テレビ小説の「風薫る」は明治期に日本の近代看護の礎を築いた実存する「トレンドナース」二人の人物をモチーフにした物語で、フィクションとはいえ、まだまだ近代看護の重要性や必要性が理解されてない当時の日本社会で近代看護の考え方を根付かせるべく実践して奔走するヒロイン二人の姿をとても興味深く観ることが出来たドラマでした。
そんなドラマもいよいよ終盤となり、最終週では主人公のひとりの一ノ瀬りんが看護師を育成する立場となり、改めて「看護とは何か?」を自分自身に問いかけ探る姿がひとつのテーマとして描かれていました。そして自分自身の経験を通して~看護とは「今、そこにあるもの」という答えに辿り着くシーンはとても印象深いものでした。看護師が患者と向き合う中で~その時その場面で必要とされるもの~それを見つける過程も含めたそれが~看護~ということなのだと思います。
パーティーの場をはじめとして初対面同士で踊る機会が少なくない”社交ダンス”では予め決められた”正解”はないと私はいつも思っているのですが、リーダー、フォロワーのどちらの側に立ったとしても「今、そこにあるもの」を上手に感じ取ることができればお互いに心地よく、ダンスを踊ることができると思います。
リードとフォローで人と人が二人で踊る社交ダンスでは、確かにリーダーの役割はとても大きいのですが、リードするということは決して一方通行のものではなくて、どんな相手とでも上手に踊れる人ほど、実はフォロワーのことを感じ取るところにこそ長けていて、重きを置いているように見えます。そして上手なフォロワーというのもまた同じです。決してリーダーに対して一方的に全てお任せという姿勢ではなくて、積極的に協力しようという気持ちでフォローして下さっているように感じます。そして時には自分の意図を目には見えない形でフォロワーから伝えられることもあるようにさえ感じます。
ダンスを始めたばかりの頃、自分のステップも覚束ない時には、とても相手のことまで考えている余裕が無いというのはその通りだと思うのですが、それでも「今、そこにあるもの」を感じ取ろうという気持ちを早い段階からほんの少しでも持つことができれば、時間をかけずとも、自らも心地よく、そして人からも好かれやすいダンスを踊ることができるようになるはずです。
自戒も込めてそんなことを改めて感じている今日この頃です。